ヤンバルトサカヤスデについて教えてほしい。
質問
ヤンバルトサカヤスデについて教えてほしい。
質問分野: 保健所の許認可・害虫などの駆除・食品衛生
受付番号: FTQ000000015
【生活衛生課】電話054-249-3155
FAX054-209-0540
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回答
ヤンバルトサカヤスデについて回答します。
◆2001年頃以降、静岡市の一部の地域において、「ヤンバルトサカヤスデ」という、外来種が繁殖し、生息域を徐々に拡大しています。
このヤスデは、在来種のものと生息環境や食性は似ている部分がありますが、現時点では天敵が確認されておらず、繁殖力が強いことから、根絶が難しく、集団で移動する際、家屋などに浸入することがあります。また、1か所で一度に大量のヤスデが潰れた場合、流れ出た体液で滑ることがあります。主な特徴等は下記のとおりです。
原産国:台湾(1956年に確認された新種です)
大きさ(成体):体長2.5~3.5cm、幅5mm位
色 :黄褐色と茶褐色の縞模様
寿命:約1年程度
活動期間:静岡市では3月~12月上旬の期間の気
温が主な活動期でしたが、近年は暖か
い期間が長くなりましたので、この期間
以外でも活動することが予想されます。
あと、年1~2回集団で移動することが
あります。
産卵個数:1回の産卵で150~350個程度を地中
に産みます。(約0.5mmの卵をブドウ
の房状に産みます)
薬剤耐性:極めて弱い。(市販のエアゾール式もの
もでも十分効果あります。)
注意点:わずかなストレスでもシアン化合物を含む
ガスを放出することがあり、このガスを多量
に吸い込むと人により、気分が悪くなること
があります。
“火で焼く(炙る)”、“熱湯をかける”こと
で、前述のガスを放出することがあります。
駆除の際は、他の方法で駆除しましょう。
また、ヤスデを側溝や水路に流した場合、
溺死せず下流で繁殖するおそれがあるた
め、水に流すこともやめましょう。
その他:大量のヤスデを見つけた場合、ほうきが届
くところであれば、薬剤を使うより掃きとっ
てビニール袋に入れ密封し、燃やせる(可
燃)ゴミで処分することが手軽です。
なお、住宅に侵入される場合、侵入防止策
として建物の基礎に沿って薬剤を散布する
方法の他、ヤスデを滑らせる対策品を設置
する方法などがあります。
更新日[2017/04/01]
このヤスデは、在来種のものと生息環境や食性は似ている部分がありますが、現時点では天敵が確認されておらず、繁殖力が強いことから、根絶が難しく、集団で移動する際、家屋などに浸入することがあります。また、1か所で一度に大量のヤスデが潰れた場合、流れ出た体液で滑ることがあります。主な特徴等は下記のとおりです。
原産国:台湾(1956年に確認された新種です)
大きさ(成体):体長2.5~3.5cm、幅5mm位
色 :黄褐色と茶褐色の縞模様
寿命:約1年程度
活動期間:静岡市では3月~12月上旬の期間の気
温が主な活動期でしたが、近年は暖か
い期間が長くなりましたので、この期間
以外でも活動することが予想されます。
あと、年1~2回集団で移動することが
あります。
産卵個数:1回の産卵で150~350個程度を地中
に産みます。(約0.5mmの卵をブドウ
の房状に産みます)
薬剤耐性:極めて弱い。(市販のエアゾール式もの
もでも十分効果あります。)
注意点:わずかなストレスでもシアン化合物を含む
ガスを放出することがあり、このガスを多量
に吸い込むと人により、気分が悪くなること
があります。
“火で焼く(炙る)”、“熱湯をかける”こと
で、前述のガスを放出することがあります。
駆除の際は、他の方法で駆除しましょう。
また、ヤスデを側溝や水路に流した場合、
溺死せず下流で繁殖するおそれがあるた
め、水に流すこともやめましょう。
その他:大量のヤスデを見つけた場合、ほうきが届
くところであれば、薬剤を使うより掃きとっ
てビニール袋に入れ密封し、燃やせる(可
燃)ゴミで処分することが手軽です。
なお、住宅に侵入される場合、侵入防止策
として建物の基礎に沿って薬剤を散布する
方法の他、ヤスデを滑らせる対策品を設置
する方法などがあります。
更新日[2017/04/01]
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