芹沢けい介の作品について教えてください。
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【芹沢けい介美術館】電話054-282-5522
芹沢けい介の作品について
芹沢けい介が染色作品の制作に用いた技法は型染(かたぞめ)です。
型染は、古くから日本で行われてきた伝統的な染色技法で、渋紙を彫った型紙と、もち米を主原料とする防染糊を用いて布を染めるものです。
昭和5(1930)年ごろから型染をはじめた芹沢は、最晩年まで半世紀以上にわたって型染を手がけ、昭和31(1956)年には「型絵染」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。
芹沢の染色作品には、のれん、屏風、着物、帯、染絵額、絵本、カレンダー、うちわ、蔵書票など実に様々なものがあり、日々の暮らしを彩る品々を広範囲に手がけています。
また、文字、植物、人物、風景など芹沢の生み出した模様は膨大で、落ち着いた配色とあいまって、芹沢ならではの心やすらぐ世界を形成しています。染色にとどまらず、本の装丁、ガラス絵、板絵、赤絵(陶器の上絵付け)、看板や照明等のデザインにも、優れた仕事を残しています。

■『美術館』『芹沢けい介氏』『コレクション』『建物』『展示内容』については、下記Q&Aを参照してください。


更新日[2015/04/01]

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